はじめに
2021年8月22日の横浜市長選にて、当日に投票に行くのは人が多そうなので期日前投票に行ってきました。人が多い場所に行くとコロナを移されるリスクも高まるしなぁ、なんて思ったのですが、よく考えてみると私自身がほぼ毎日東京都へ電車通勤しておりまして、気付かないうちに私が感染していて人に移してしまうという可能性もないわけではないな、ということも思いました。
横浜市の選挙なので他の地方自治体とは違うこともあるかと思いますが、参考までに横浜市長選の期日前投票で私が感じたことを書いていきます。
※正確な情報は公式情報をご確認下さい。
持ち物と事前準備
持ち物
- 入場整理券(投票のご案内)
呼び方は色々あるみたいですが、横浜市長選では「投票のご案内」という呼び方でした。各世帯に送られている、自分の名前などが書かれた券です。期日前投票だから特別というわけではなく、投票日に投票するときにも持って行くものです。
期日前投票の場合は免許証とかマイナンバーカードとか特別に何かいるのかな、なんていうことも思ったのですが、必要ありませんでした。
事前準備
- 会場と日時を調べておく
投票日の前日の土曜日は人が多くなる傾向がある、という情報もありました。
- 投票する人を確認しておく
当たり前のことなんですが、意外と忘れそうになりました。期日前投票について調べることに一生懸命になっていて、肝心の、誰に投票するかを考えなきゃいけないというのが抜けていました。
- 宣誓書の記入
「一定の理由があって期日前投票をする旨」を記載するものです。とは言ってもさくっと書けました。横浜市長選では、持ち物の「投票のご案内」の裏面になっていたので、何か別途、用紙を準備しなければならないというようなことはありませんでした。氏名と住所等を書き、そして期日前投票をする理由は何ですかという質問があるので、該当するものにチェックを入れました。
コロナ対策って期日前投票の理由になるの?
期日前投票の理由の欄には、当日予定があって、というような選択肢が複数あるのですが「天災・悪天候等(コロナの懸念も含む)」というような選択肢もありました。私のように、密になりそうだから当日は行きたくないな、という人でも問題ないようです。
実際の様子
私は区役所に行きました。区役所の中で迷うかな、とも思ったのですが、建物に入ったら分かりやすく会場があってスタッフの方がいました。
水曜の夜に行ったのですが、人は少なかったです。順路とかもだいぶ分かりやすく設置されていたのであまり迷いそうではありませんでしたが、それでもスタッフの方々は、次に何をしたらいいかご親切に教えて下さいました。
コロナ対策で、手のアルコール消毒をお願いしますという声かけはありました。また、記入に利用する鉛筆は使い捨て、もしくは持って帰ってもいいですということになっていました。
人が少ないというのが最大の理由ですが、ポンポン進んですぐに終わりました。
期日前投票のメリット
期日前投票について、個人的な感想になります。
- 人が少ない
先述したように、もしかしたら投票日の前日の土曜日などは人が多いのかも知れませんが、やはり人が少ないとストレスも少ないです。
- 休日のタスクが減る
休日は気楽に過ごしたいので、できるだけ「やらなければならないこと」は少なくしたいなと思っています。私は仕事帰りに期日前投票に行きました。日曜に行くよりも、平日に仕事を早めに上がって行く方が自分はいいなと思いました。私が行った区役所では、期日前投票は朝8:30~夜8:00となっていたので仕事が終わってからでも行ける時間でした。
- 期日前投票に来る人はちゃんとした人が多そう(完全に主観)
期日前投票に来る人が、みんながみんなコロナ対策が理由ではないはずですが、でも、本来の日よりも早めにやるべきことをやる人ってたぶんちゃんとした人のような気がします。そして日頃からコロナ対策とかも心がけている人が多そうなので、そういう点でもコロナのリスクは軽減するのではないかなと思いました。そんなことを思ったのは、手のアルコール消毒をスタッフの方々が呼びかけていたのですが、言われなくても率先して消毒している人が多いように感じたからです。
期日前投票のデメリット
- 会場が遠い
投票日の会場は最寄の小学校などですが、期日前投票は限られた場所になり、投票日の場所よりは遠いという方が多いのではないかと思います。交通機関を利用しなければ行けないような場所だと、会場での感染リスク以上に、行き帰りの道のりの方がリスクがある、と考える人もいるかも知れません。
- 候補者の訴えを最後まで聞く前に投票となる
候補者の方は投票日前日の土曜日などに、最後に全部出し切るぞというくらいの熱意で活動されることと思います。が、期日前投票だとその前に投票することとなります。最後のスピーチ次第で決める、というような方には期日前投票は向かないかと思います。
おわりに
コロナの対策で期日前投票をした、と書きましたが、横浜市としては「コロナへの懸念がある方は期日前投票ができます」としつつも「投票所ではコロナ対策をしているので安心して下さい」というメッセージも出しています。この記事の主旨としては「コロナがあるから投票日には投票に行かない方がいいですよ」というものではありませんので、その点はご理解いただければと思います。
これまで1度も投票に行ったことがない、という人でも、いきなりイレギュラーパターンで期日前投票に行ってもいいのではないかなと思いました。たぶん、期日前投票は初めてという人の割合は多そうなので、ちょっと勝手が分からないというような素振りを見せても、スタッフの方々は親切にしてくれて、そして周りは温かく見守ってくれるかと思います(笑)
次回何か選挙があるときにはコロナは収束していて欲しいと願っていますが、次回はコロナのことがなくても、個人的な気持ちとしては投票日よりも期日前投票の方がいいなと思いました。
※ここで記載したのは個人的な体験談です。正確な情報は公式情報をご確認下さい。